あ～した天気にな～れ！

　１９９７年１月初沖縄　

　わたしたち夫婦は新婚旅行で飛行機に乗る旅の楽しさに感激し、金銭的に外国には行け
　ませんが国内で暖かいところと思い、なんとなくの気持ちで沖縄旅行を決めました
　
　知り合いの旅行屋さんに相談したところ、石垣島がお勧めとのことで３泊４日の行程で
　石垣島に２泊、沖縄本島（那覇）に１泊で計画しました。　なんと初沖縄で離島です　
　
　今思えば、もうちょと八重山を堪能しておけば良かったなあ。なんせ、今では家族４人での
　離島は旅費が高額なもんで。　なかなか行けるもんじゃありません。

　１日目は午後３時頃に石垣島に到着し、直ぐにレンタカーを借り、一路、川平湾を目指します。
　初めて見る沖縄の人は、あたかも東南アジア風の感じでびっくりしました。
　レンタカー屋さんのご好意で明日の朝まで車を使ってもいいよ～。　とのこと。
　

　川平湾に向かう途中に唐人墓というところに寄りました。
　その後、川平湾や米原のヤエヤマヤシ群落などを観光しました。ここで、初めて食べた紅イモ
　アイスはさっぱりした甘さで美味しかったでした。
　
　この日はこんな程度の観光で暗くなり、ホテルにチェックイン。夕食を食べに石垣市内（美浜町）
　を探索しました。

　２日目は朝早くから離島桟橋（今では懐かしい！）に行って西表島の由布島を目指します
　昔、ＴＶのＣＭで水牛車が海を渡るシーンがありまして是非今回はこれに乗りたい。
　と思い目指したものです。
　

　今回は残念ながら干潮だったので海を渡るって感じではありませんでした。
　また、この水牛車の水牛にはちゃんと名前が付いているんです。ジュンコだったかなあ？
　

　由布島は全体が植物園のようなものになっていて鳥やリスザルなどが生息してます。
　わたしたちは滅多に見れないヤシの木や熱帯植物に大興奮してました。

　由布島を後にし、西表島の仲間川を遊覧船で上ったり昼食を食べたりして次は竹富島を
　目指しました　天気はどんより。
　

　竹富島ではカイジ浜（星砂の浜）で遊んだり、グラスボートに乗ったり、集落を散策したり
　しました。生憎の天気だったので青空のもとでの沖縄をイメージする光景には出会えま
　せんでしたね。
　
　今も昔も「取る」ことが大好きな妻は、西表島で小さな貝殻を沢山ひろってました。
　自宅に持って帰ろうと袋に十数個入れ、竹富島行きの船に乗ったところ、その貝殻は実は
　ヤドカリでした。
　そのヤドカリは、しょうがなく竹富島の海に放してやりました。
　勝手なおばさんのお陰であのヤドカリは家族と離ればなれになったに違いません。
　ヤドカリにとっては大変迷惑な話です。

　竹富港を出港して石垣港に到着し、またしても夕食のため美浜町を探索します。
　わたし、酒場を放浪するのが大好きなんです。
　あやしい路地なんか最高です　沖縄にはそんな路地が多いんですよね。
　
　チョイスしたのはレゲェサウンドが鳴り響く、ちょっとお洒落な居酒屋風八重山そば屋さん。
　わたしは、やっぱり八重山そば。妻は沖縄のそばが苦手らしくただのやきそば。
　妻曰く、沖縄のやきそばも苦手みたい。　今では沖縄そば最高　なのにね。

　３日目は朝から那覇に向けて石垣を出発です　八重山ともお別れです。
　
　那覇に着いた途端、ふたりでびっくり。なんと物凄く都会じゃないですか～。
　札幌より都会かも。車の数。人の数。大都会でした。
　
　ついさっきまで、石垣、西表、竹富が沖縄というイメージでしたので。
　沖縄のイメージ一新。　ちょっとがっかりもしましたね。
　

　レンタカーを借りて東南植物楽園に行ったり、北谷に行ったりと。
　そして、那覇のホテルに戻るときは大渋滞。　全然長閑じゃない。

　気を取り直して夕食を求め、いざ国際通りへ　物凄い活気　
　やっぱりここはアジアだ　
　想像以上に都会でがっかりしましたけど、わたし、国際通りが大好きになりました。
　沢山美味しい物を食べ、そしてオリオンビールでアジアの夜は更けて行くのでした。

　４日目は午後３時頃まで沖縄に滞在出来るので超メジャーな観光地を回りました。
　

　まずは守礼門と首里城を見学。この守礼門は、札幌の時計台や高知のはりまや橋
　と仲間なんですよね。　確か、日本三大〇〇〇〇なんですよねえ。
　
　その後、ひめゆりの塔、平和記念公園などを回りました。最後に正月でしたので波上宮に寄り
　沖縄の地で初詣に行きました。出店が沢山あり気候は暖かく、活気がありましたねえ。
　
　その後、那覇空港を出発し無事北海道へ帰還しました。　寒い。
　
　沖縄の感想は、たしかに１月にしては大変暖かいところでした。
　でも、妻的には食べ物がちょっと。　という感じで、また行きたい！
　という印象では無かったようでした。
　
　でも、飛行機に乗って行く旅行は大変楽しいものでした。