北国の海に向かって嘆きつぶやきたい! 上磯ダム公園キャンプ場

じょんじょろべ〜

2016年09月22日 17:39

 突然 ですが・・・・・・・・・・・・・・
 個人の 見解 はあると思うが日本全国、地方によって の色が違うと思いませんか

 例えば小生の大好きな沖縄、八重山 の海は澄み切ったエメラルドグリーン。 宮古島
 ならスカイブルー。 学校を卒業し、就職した 関東 の海は深い青色。 そして小生の地元の
 北海道 の海は 鉛色 がかかった紺色という印象を持っている。


 南国 のエメラルドグリーンの海はやはり憧れるが、北海道ミネラル たっぷりの
 寒々 しい色も負けず劣らず大好きである。

 昭和の 歌謡曲 では 傷心 旅行の行き先は決まって 北国 と想像し、今までどれだけの
 多くの旅人が、北国の 嘆き つぶやきを投げ掛けたことだろうと思うのである (笑)


 そ~んな 北国 がある港町、函館 で 「第23回 北海道中学校 新人陸上競技大会」
 が土曜~日曜日にかけて開催され、我が家の もその大会に参戦するとの事で応援目的で
 遠い 函館 に行ってきたのだ。

 ただ・・・ 函館 で開催される陸上競技大会は土曜日の 9:00 から始まるので、函館には
 概ね 8:00 頃には到着していなければならないのだ

 しかし、小生の勤務先は 宮城県 ・・・そして自宅のある 札幌 から 函館 まではかなり
 遠い・・・そんな状況の中、吸った揉んだの 出発 と相成ったのだ
 平成28年9月17日未明~18日 上磯ダム公園キャンプ場 

 陸上競技大会前日の金曜日は 札幌 へ帰還する段取りを取るも、仕事の関係で千歳市の
 お客様 と急遽、打ち合わせが入る。 まぁ 千歳市内 での打ち合わせなので、自宅へ
 向かう道すがらにあるので、なんら 体制 には影響はないのだ。

 しかし、お客様 より・・・・・・・・・
 「折角、北海道に戻って来たんだから、美味しいビールと成吉思汗をご馳走してあげる 」
 との事で 無下 に断れず、打ち合わせが終了したのち 酒場 へ向かう事になる。

 予定では今夜、函館 に向けて 運転 しなければならないだけに困りつつも、ちがう 方策
 を考えなければならない。 ちがう 方策 と言っても、ただ単に 悪妻運転 するだけの
 話だが、やはり 助手席Full酔い とはならず、幾分、セーブ して 美味しい
 ビール成吉思汗 を頂く。

 無事、自宅に戻り 酒酔い のなか、野営 の準備や 道具 の詰め込みを行い、全てが
 終了したのは 23:00

 このまま自宅で 仮眠 しても 酒気帯び が解消される訳もないので、 が降りしきる
 なか 酒臭い 小生が助手席に乗り、悪妻 の運転で一路、函館市の隣町にある北斗市は
 上磯ダム公園 に向かうのであった。


 下道 を通り、とてつもなく 遅い トラックに行く手を阻まれながら、休み休み を進め、
 目的地に着いたのは金曜日の 27:30
 外は 真っ暗 闇だったが、 も止んだので暗闇の中、野宿 する敷地内を確認する。


 しかし、少し経つと強い が降って来たので野営道具が いっぱい に詰まった車内で
 リクライニング することも出来ず、エコノミー 状態で 仮眠 を余儀なくされる。


 約2時間ほど車内で 仮眠 を取り、目が覚めると辺りは明るくなり、幸い も上がっていた。

 本日の予定は朝 8:00 には 陸上競技 が行われる函館市は 千代台公園
 到着していなければならないし、競技場入りする前に 函館朝市 で食事もしたかったので
 大急ぎで 野宿 のための設営を行う。

 そして、野宿道具を 上磯ダム公園 に置き去りにし、我々中高年夫婦は 空腹 を満
 たすため 函館朝市 に向かう。


 食事する を選んでいる がないので、以前に 美味しく 頂けた 「きくよ食堂」 さんで
 朝飯 を頂くこととする。
 

 悪妻は迷わず イクラ丼 ・・・・
 小生は迷いに迷った挙句の 3色丼 ・・・・3 つのネタの選抜にも迷った 逸品 である (笑)


 寝不足のなか、お腹が満たされたことで急に 睡魔 に襲われるも、会場である千代台公園に
 無事 到着する。

 駐車券の関係で競技場 窓口 に行くと・・・・・・・・・・
 「がんばれ東北!!」 と 「ガンバレ函館!!」 の 垂れ幕 が  眠気 も吹き飛び、応援
 にも 気合 が入る中高年夫婦であった。


 千代台公園は市街地 のど真ん中に建っている施設で、我がまち、円山競技場 とは
 違った雰囲気で 新鮮 だった。
 そして函館の シンボル である 函館山 も見ることが出来るのだ。

 地元函館の アナウンス の方が言っていたが、札幌では 藻岩山 に雲が掛かると天気
 が下り傾向になると同様、函館も 函館山 に雲が掛かると天気が下り傾向になるようだ。

 娘が出場する最初の個人競技は 100m 予選であった・・・・さすがは 全道大会
 自己ベスト を下回り、残念ながら 準決勝 進出は果たせなかった


 同じ中学校の 選手 たちを応援するも、娘が出場する 4×100mR までは、時間が
 あったので徒歩で 五稜郭公園 に行きつつ、 「あじさい」 で 函館塩ラーメン
 頂くとするが、東洋 の方たちでお店は 長蛇 の列

 意地の 悪い 小生は日本語で 「モット オイシイ ラーメンヤ アルヨ」 と呟いたが、長蛇
 列は 維持 されたままだった


 並んでまで食べるという事が嫌いな我々は、近くの ラーメン屋 に足を運ぶとする。


 そして、なぜか 長崎ちゃんぽん を頂く・・・・・しかし何故か 超旨し

 その後は 競技場 に戻り、娘が参戦する女子 4×100mR を観戦。
 バトンミス があったものの 準決勝 にコマを進め、長かった陸上競技 1日目 が終了
 し、続きは 翌日 となる。
 
 そして、へろへろカラダ を引きずり、函館市内のスーパーで買物をしてから、今宵の
 宿泊地 である 上磯ダム公園キャンプ場 に向かう

 この 疲労感 ・・・・北国の 嘆き つぶやきを投げ掛けたい・・・・・・・・


 深夜 に到着し、早朝に設営した時は我が家 単独 の状態であったが、夕方に戻ってみると
 ソロ・カップル・ファミリーのおおよそ5~6組の方々が 野営 を楽しまれていた。


 そんな中、予定 どおり、G さんファミも 遠路遥々 来られており、早速ご挨拶に伺い
 ながらの 乾杯 ・・・・・・もうちょっと 元気 の時に乾杯したかった・・・・・・


 Gさんファミとは、6月 に行った 支笏湖 以来の再会である。

 あの時も 陸上応援 の帰りで へろへろ になりながらの 野営 だったため、
 皆さんとは ゆっくり する事が出来なかったが、案の丈、今回も 睡魔 が襲って来て早々
 に 撃沈 してしまう。振り返れば、最近の 地元野営へろへろ な状態ばかりだ。

 そんな 状況 ・・・・・・・・北国の 嘆き つぶやきを投げ掛けたい
 それでも G さんファミとの語らいで面白く過ごさせてもらった


 G さんと言えば・・・この カレー
 色々な スパイス が利いた カレー疲労回復 に持ってこいだったが、さすがに
 へろへろ になった 初老 の小生には 回復 までには至らなかった。
 しかし、お陰さまで翌朝は 快調 そのものだった。   G さん、どもっ (笑)


 突然の 翌朝  今日は朝から素晴らしい 青空
 しかし、もう なのか若干 寒い ・・・北海道の は短いからなぁ~


 悪妻は娘が出場する競技の 合間 の行動について何やら目論んでいる・・・・・・・・
 とんでもない 事にならなきゃ良いのだが・・・・・・・と 不安 に駆られる。


 本日の娘の出番は 10:45 からなので、この 上磯ダム公園キャンプ場
 時間の許す限り 満喫 することにする。
 気温は低いが 太陽 の温かい陽射しはホントに気持ちがイイ


 やはり場内には が落ちていた・・・イヤ な季節の到来を告げる。
 今後の 野営 は、best season 到来の 宮城 にて 「みちのくひとり野営」 が
 メイン になるかも (笑)


 温かい 陽射し を浴び、北海道内に 点在 しているも、おおむね 道南北限
 言われている の木を見ながら コーヒー でも飲むとする。
 東北、宮城 でイイだけ の木を見ているが、北海道で見るのは 特別 なのである。


 そんな中、G さんから 安定のゴク旨カレーを挟んだ パン を頂く・・・これも 最高 に旨し  
 こんな美味しい パン を食べたので、ラッキー〇〇〇には行かなくて済むのだ。 
 G さん、どもっ (笑)


 滅多に来ることが出来ない、野営地 が名残惜しく、許す限り、暫し場内を 散策 する。

 全然、野営を 満喫 できず、出来ることなら、もう 1泊 したいところだが、時間も迫ってきた
 ので 撤収作業 に入らなければならないのが悲しい


 上磯ダム公園キャンプ場の 炊事場 。 必要にして 十分 な炊事場だった。


 コチラは管理棟兼トイレ棟。 素晴らしいひと言 のトイレだった。
 無料 の野営地で 1、2位 を争う素晴らしく 綺麗 なトイレなのだ・・・・・・・・
 もう、管理人さんに 感謝 しかない。


 暫し、管理人 さんとココや道南方面近郊の 野営地 に関する話で が咲く。

 自宅 に近ければ、間違いなく home ground 的野営地 だけに、末永く
 継続 して頂きたいところだ。
 そのためにも、我々キャンパーが 大切 に使用しなければならないのだ。

 いよいよ 出発 の時間になったので、管理人 さんから G さんご夫婦との写真を撮って
 もらい、上磯ダム公園を出発し 競技場 へと向かう。


 そう言えば、野営地には多くの 山りんご の木があり、りんご が実っていたのを思い
 出し、食べるのを忘れた事を 後悔 する。
 りんご を食べに、来年も機会があれば是非とも訪れたいところだが、なんせ 遠い


 競技場に到着する前に ハセガワストア に寄って、函館 ならではの物を入手する。


 入手したのは、やきとり弁当  やはり 安定 した 旨さ
 神聖 なる 競技場やきとり弁当 の匂いを漂わすのだ
 

 4×100mR残念 ながら決勝、そして個人競技の 200m も準決勝には進出
 できず、さすがは 全道大会 だけあって 厳しい レース結果となった。

 従って、今大会の の出番も全てが 終了 し、我々中高年夫婦は残された 時間 を函館
 観光 と意気込み、一喜一憂 した 競技場 を後にする。

 肝心 の函館観光については、悪妻と 攻防戦 を繰り広げるも、結果・・・・・・・・・・・・
 活火山 である 「恵山」 に登ることになったのだ

 疲労蓄積 され、へろへろ になった 老体 にも関わらず、登山とは・・・・・・
 過酷 な条件を課す悪妻は super S なのか。

 これから迫る 登山 のことを北国の に向かって、嘆き つぶやきを投げ掛けたい

 活火山 「恵山」 の登山口に行く前に 「なとわ・えさん」 という 道の駅 の隣にある
 キャンプ場 を立ち寄ることにした。
 相も変わらず、風が ビュービュー 吹いていて、今にもテントが 津軽海峡 にダイブ
 しそうな感じだったが、潮風 を浴びながらの 野営 にはちょっぴり羨ましさも感じた。
  

 腹が減っては にも登れないので、道の駅で 「ごっこ」 の 唐揚げ を頂く・・・・・・・
 これまた 旨し なのである。


 そして遂に 活火山 「恵山」 火口原駐車場に到着してしまった。
 この 「恵山」津軽海峡 を挟んで 「恐山」 と対をなす 霊山 として知られる
  なのである。


 道の駅 では 青空 が広がっていたが、ココ 恵山 はすっかり が垂れ込め、辺りは
 薄暗く なり、山頂は 真っ白 だった。 あたかも、「近寄るな」 と言わんばかりの雰囲気
 で 霊山 だけに一層、不気味 さが増すのであった。


 それでも 能天気 な我々中高年夫婦 はあ~でもない、こ~でもないと騒ぎながら
 山頂 目指して足を進めると・・・・・登山口付近の ベンチ に座っていた 独り の女性が
 いて、その前を通り過ぎると 女性 も後ろから付いて来たのだ。

 我々中高年夫婦 の登山 ペース合致 したのか、暫く ピッタリ付いて来られ、
 わざと 休憩 をする フリ をして道を譲ることにしたが、すぐに道を譲られ、追い越し追い越
 されを繰り返し、結局、見知らぬ 女性 1人 を含め、ちょっぴり 薄気味悪い 3人
 登山 となってしまった (笑)

 後で解ったのだが、 が垂れ込め薄暗い 霊山 「恵山」 を独りで登るには かった
 らしい (笑)  確かに、我々中高年夫婦は 冗談 ばかり言い合いながら 笑い に事欠かな
 い登山だったので 安心 したのかも知れないのだ。

 まぁ イチバン の理由は絶対に 逸れる 事はない ペース だと確信したのだろう (笑)


 「恵山」 山頂までは登りで 1時間 。下りで 1時間 と小生にはピッタリな 軽登山
 であった。 しかも 奇岩奇石 が多く見られ飽きのこない登山をすることが出来るのだ。
 軽登山 ならココは おすすめ


 自分で言うのも何だが、アッ という間に山頂に着いてしまった。

 本来であれば 360° の大パノラマで山頂からは、函館山 はもちろんのこと 駒ケ岳
 や 羊蹄山 を見ることが出来るはずだったが、360° に覆われ視界は ゼロ
 まぁ 残念 ではあったが、こんな 薄気味悪い 登山も 雰囲気 が出てイイもんだ。 


 想定外3人 登山も無事、下山 を果たすことができ、帰りは恵山登山道路展望台に
 立ち寄り、津軽海峡 に今般の 疲労困憊函館遠征 を嘆きつぶやきを投げ掛けて
 から 遠い 札幌に向けて車を走らせ、全道大会応援野営 を締めくくったのだ。

 今回は のお陰で・・・・・・・・・・・・・
 G さんファミとの再会や 上磯ダム公園管理人 さんから 道南 野営地情報を
 得たり、霊山 「恵山」 にも登ったり、函館の 旨い もんを頂けたりと、大変 へろへろ
 にはなったが予想以上に 充実 した函館遠征となった。

 ただ・・・・・次回は 野営地 から 一歩 も出ない野営をしたいところだ


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