Hard な登山のあとは Soft な場所で野営! 吉野公園キャンプ場
小生の
海の日 を含む3連休は、出来ることなら
回避 したかった
イベント が現実と
なってしまった
その全ての
原因 は不覚にも小生であったことは
否定 できないという、
自業自得 な
展開 となってしまったのだ。
というのは先月、小生は何を
血 迷ったのか、「 雨竜沼湿原に行ってみたい! 」 と
口 を滑ら
せてしまった。 そもそも
雨竜沼湿原 の素晴らしい景色はネットで見た事があっても、そこ
までの
道のり は知る良しも無く、おおよそ
南暑寒別 登山口駐車場から
30分 程度
の散策で
湿原 を拝見できると思い込んでいたのだ。
そんな中、
海の日 を含む
3連休 が近づく1週間前に悪妻とその
予定 について話した
ところ、悪妻が小生に
気 を使ってくれたのか、「 雨竜沼湿原に行って、それから好きな場所で
キャンプをしよう 」 と
提案 してくれたのであった。
雨竜沼湿原 は
南暑寒別 登山口駐車場から
30分 程度 で到着するし、何時
もなら
野営場 の
決定権 は
悪妻 にあるにも関わらず、決定権を譲ってくれたので、
簡単に
OK を出したのである。
その後、悪妻より
雨竜沼湿原 へ行くための
行程 の説明を以下のとおり受ける。
① 雨竜沼湿原に行くためには、登山口より約3.0km程の距離を1.5~2.0時間かけて登る。
② 雨竜沼湿原に到着すると、約4.0kmの道のりを1.0時間かけて周遊する。
との事であった。
つまり
登山 で
往復6.0km で
4.0時間 を含めると、全行程
10.0km を
5.0時間 かけて
行軍 するということだ。
その後、
雨竜沼湿原 へ行く行かないの
攻防戦 を繰り広げるも、悪妻の
物凄い
圧力により、
海の日 を含む
3連休 は
Hard な
行軍 と
Soft な
野営 を
する
次第 となった訳である
平成28年7月16日~17日 吉野公園キャンプ場
当日は午前
4:00 出発ということで、夜遅くに
宮城 から帰って来たばかりなのに普段より
相当 早くに起こされ、
野営 の準備に掛かる。
しかし、悪妻が準備に手こずり、まさかの1時間遅れの午前
5:00 に自宅を出発した。
無事、車を出発させるも、これから
山 に登ることを考えるだけで
嫌気 というか
不安 が
募り、まさかの
腹痛 に悩まされ途中、
トイレ に駆け込みながら
北竜町 に到着する。
国道
275 号線よりハンドルを左に切り、
山 に向かい暫く進むと、車1台しか通行できない
くらいの
車幅 となり、舗装から
砂利道 へと変化する。
徐々に
山 に近づいて来るが、
青 い空と白い雲と
白樺 、そしてそよ風に揺られる
緑色
の
葉 が何とも心地よく、北海道の
夏 を感じるのであった。
順調 に車が進むことに
反比例 して
行楽気分 がだんだん下がってくる。
そうなると
暑寒湖 を眺める事を
口実 にし、募る
不安感 を払拭するため、いっぷく
time をして
呼吸 を整えるのであった。
遂に
南暑寒別登山口 に到着してしまった・・・・ときは午前
7:30
登山口に近い駐車場は、ほぼ
満車 であった・・・・「 まぁ、こんな朝早くに来るもんだな 」 と
感心 してしまう。
駐車場には、
立派 な
登山ルック に身をまとった山男やご婦人たちが
入念 に準備を
していた。 それに連られるように我々中高年夫婦も
準備 を行うが、小生の場合はどう見ても
普段着 そのものある・・・・そして
スニーカー
山 を舐めてるとしか言いようが無いが、ちゃんと
リュック には
遭難 した時のために
防寒着、食糧、飲料水を
用意 しているのだ。
重い リュックを背負い、その重さで
10km の
行軍 を考えると更に
不安 が襲い
掛かってきたが、
スニーカー を履いた
小学生 の姿を見かけた時、ちょっぴり不安感
も
解消 されたのであった (笑)
山 に登るためには登山口で
入山届 に氏名や人数、車番、入山時刻そして下山予定時刻
を明記し、協力金
500円/人 を支払わなければならない。
その入山届の
複写 を控えとして頂き、
下山 した時にその複写を入山届
回収箱 に
投入し、帰宅する
ルール である。
にも関わらず、これから始まる厳しい
行軍 に
不安感 が募り
動揺 してたのか、入山
する前に
「入山届回収箱」 に入山届を投入してしまったのである。
きっと
管理人 さんがこの箱を開けた時・・・・「コイツら断念したな!」と思われたに違いない。
そんなかんやで登山口横の
雨竜沼湿原ゲートパークキャンプ場 を横目に
いよいよ厳しい
行軍 が始まったのである。
このゲートパークキャンプ場は悪妻が
以前 から泊まってみたかった
野営地 である。
しかし今回の野営地の選択は、小生に委ねる
約束 だったし、万一ここで泊ることになれば
悪妻が翌朝も
登山 すると言いかねないので、ここで泊るのは絶対に
回避 する。
行軍 の序盤は車が通行できる幅員の山道で
傾斜 も少なく、割と楽に
行軍 が出来た
が、真っ白な
雲 に包まれた
湿原 と
ぽっかり と姿を現した
デビルタワー が
何とも
不気味 で、これから始まる
厳しい 行軍が容易に想像されるのであった。
雨竜沼湿原 までの登山は
吊り橋 が2箇所あったり、
滝 を上から見下ろすことが
出来たりと
変化 に富み、飽きのこない
登山 であった。 しかし、吊り橋や滝が終わった
あとは、やはり
厳しい 行軍を強いられ、
山 は甘くは無かったのである。
吊り橋 の床は全て
グレーチング を使っており、直下の
渓流 が丸見えなので
高い所が嫌いな方は
厳しい かもしれない。
だが小生は
馬 と
鹿 なので高い所は
大好き なのである。
あ~でもない、こ~でもないと悪妻と言い合いながら、登山口から
約3.0km の行軍を
果たし無事、
雨竜沼湿原入口 に到着する。
雨竜沼湿原に入る時は
靴底 に付いた
外来種 の種が湿原に混入しないよう、靴底を
川 の水で洗浄しなくてはならない。
靴底を
洗浄 し、
雨竜沼湿原 に入ったものの空一面は、
雲 に覆われていたが、涼しい
そよ風 と湿原に咲いた
エゾカンゾウ が我々を
リフレッシュ させてくれた。
空一面、
雲 に覆われても
1時間 も歩いていれば、そのうち晴れてくるだろうと
前向き
に
足 を運ぶとする。
湿原内は
約4.0km の
木製 遊歩道が整備され、
一方通行 となっていて時間に
して
1.0時間 の
湿原周遊 が楽しめる。
しかし一方通行ということは途中、引き返すことが出来ないことも
意味 するのである。
登山口方向の
沢 から
雲 が込み上げてくる一方で
日本海側 からは
青空 が顔を
出し、しだいに青空が広がってきたと同時に
湿原 も
日 の当たっている所と
影 になって
いる所がはっきりと分かれ
そよ風 による
雲 の移動に合わせて
影 もシンクロするのだ。
雨竜沼湿原 は、大小
100以上 の
池塘 ( ちとう ) と呼ばれる沼が点在する。
青空 が広がって来ると・・・・・・・・・
湿原内の 「
池塘 に映る青空と雲と傍で揺らぐ
エゾカンゾウ の姿 」 という、どうしても
見たかった
風景 が此処にはあったのだ。
先にも述べたが
雨竜沼湿原 は
約4.0km の距離を
一方通行 で通行する
スタイルであるが、その4.0kmの
折り返し地点 で下山する方面と南暑寒別岳方面に
向かうための
分岐点 がある。
雨竜沼湿原を
一望 したい場合は、
南暑寒別岳 方面に向かい、途中にある
展望台
に行けば、湿原の
全貌 が明らかになる訳だが、そのためには
往復1.2km 時間して
約1.0時間 の登山を要することになる。
そんな中、
悪妻 は距離にして1.2kmと1.0時間の
オプション を
勝手 に段取りし
展望台 を
目指す ことになったのだ。
距離 と
時間 もさることながら、いきなり
の
階段 には心が折れそうになる。
嫌な
イワオヌプリ や
有珠山 を思い出してしまう。
精根 尽きながらも、無事に
展望台 に到着するも空には
雲 が広がり、
影 の湿原の
風景しか見ることが出来なかったのが
残念 であった。
しかし何よりも
残念 だったのは、展望台で休憩している方たちの大勢が
お湯 を沸かし
カップラーメン の段取りをしていたことであった。
我々も
バーナー や
カップラーメン を持って来てはいたが、その2つは登山口の
駐車場で
待機 していたのだ。
素晴らしい
風景 で視覚的に満足しても、やはり
胃袋的 の満足度には敵わないと実感
する中高年夫婦であった(笑)
既に此処まで距離にして
5.6km 時間にして
2.5時間 を要して来たが、ここから同じ
距離を
行軍 しなくてはならない
憂鬱 さと、カップラーメンが食べられなかった
無念 さで
テンションが
急降下 。
疲れた
カラダ を
リフレッシュ させるために、小生が
試行錯誤 の末に発案した
その名も 「かかしStyle ウォーキング法」 を
実践 してみる。
姿勢 や
血行 が良くなり悪妻には
評判 だったが、小生の場合、30代に
50肩 を
患い肩が固まってしまったため、
かかしStyle は出来ないのだ。
その後は、あ~でもない、こ~でもないと
膝 の痛さに耐えながらも下山することが出来た。
次は
野営ビール が待っているが、悪妻はやはり
Hard なゲートパークキャンプ場を
諦められないらしい。
しかし、そこは心を
鬼 にして
Soft でゆる~い
吉野公園キャンプ場 に向かう。
雨竜沼湿原から
脱出 し、無事、
Soft でゆる~い、吉野公園キャンプ場に到着する。
此処のキャンプ場は向かいにある、
吉野地区活性化センター という
風呂 付き
の
コミセン のようなところで受付をする。
受付をした後は痛い
膝 をかばいながら設営を完了させる。
後で
説明 するがトイレ並びに炊事場を除けば、この
キャンプ場 は北海道でも
屈指
の
高規格キャンプ場 のアルテンにも勝るとも劣らない美しい
芝生 を持ち、更には
荷物搬入出時には、サイトに車両を
横付け でき、おまけに
風呂 も徒歩圏内にあるという
Super高規格 キャンプ場なのである。
また
懐 にも優しく、テント1張で
500円 という
破格値 。
やはり
Super高規格キャンプ場 としか言いようが無いのである。
しかし悪妻の方は
首 を傾げていた・・・・
野営仲間の
Sさん 曰く・・・・ 「登山の後に呑むビールは最高に旨い」 と言っていたが・・・・
小生の場合は登山で
疲弊 しきって、ビールの
味 以前に、とにかくビールが進まなかった
のである。結局、今野営で呑んだビールの本数は
最低記録 の
3本 に留まったのだ。
青空ビール を楽しみで
野営 をしているのだが、こうなると今後は
登山 そのものを
選択肢から
除外 せざるを得ない状況だ。 まぁ
悪妻 が許してくれればの話だが・・・・・・
今回の
New Item は
自作テーブル の登場
自分で言うのも何だが、
木製 は
outdoor 雰囲気 が抜群である。
前回の
モラップ で出来なかった
炭火ヤキヤキ を行ったが、またしても
疲弊 が
原因し、豚串
4本 のみで満腹。 めちゃくちゃ旨かっただけに
残念 だった。
やはり過度な運動は
初老 には
禁物 である (笑)
今回、初登場の
石狩モリモリスパイスホルモン 。
これが最高に
旨し なのである・・・・しかし食べられたのはほんの
少々 ・・・・・・・・
ビールは進まないし、ヤキヤキもほんの少し・・・・
野営 の意味が全く
無い 状況。
しつこいようだが、
初老 の過度な運動は
禁物 である (笑)
ここで、久々に
参考 にならないキャンプ場レポでも行う。
当キャンプ場は
新十津川町 は吉野地区に位置し、看板によると園内
中心部 に
テントサイトと明記されているが、管理人さんに聞くところ、
緑色 で塗ってある部分すべて
テント を張っても良いとの事であった。
すると、ここのキャンプ場は
100張り くらい張れるスペースがあると思われるが、それに
比べ
駐車場 が追いつかない状況でもあるのだ。
従って
駐車場 の数を鑑みた場合、意外と
混雑感 とは
無縁 かも知れない。
次は
トイレ を紹介する。
あいにく
男子 トイレしか紹介できないが、簡易水洗の小便器が3つと大便器が1つで、若干
物足り なさを感じる。
ここのキャンプ場の最大の
弱点 は、この
炊事場 である。
恐らく、数多くのキャンパーを
想定 していないかもしれない。ただ、余り炊事場を使用しない
ようにすれば、それほど
苦 にならないと思われる。
料理に手を掛けず、子供たちとの
外遊び をメインにした野営なら場内も広いんで
格好 の
場所 でもあるのだ。
ここのキャンプ場の
特筆 するところは美しい
芝生 とやはり、
徒歩圏 で行くことが
出来る
風呂 があることである。
湯船は大人
3人 程度しか入ることが出来ない小さなものであるが、たまたまこの日は必要
で
十分 な広さであった。
風呂から上がり、
夜 の
野営 を楽しもうと意気込んで見たものの、
疲労 が原因で呑めず
食えずで
悪妻 を残し、午後9時前には
撃沈 。
しかし
疲労 のお陰で、
珍しく 野営でぐっすり眠れ、目覚めも快適だった。
振り返って考えると、今回は
ビール の量も少なく、
食事 も少量。
そして何よりも質の良い
睡眠 で極めて
健康的 な野営であったのだ。
初老 の
過度 な運動・・・・たまにやるなら
OK かも知れない (笑)
昨日は
Hard な一日だったので、翌日はキャンプ場で
ゆっくり してから自宅に戻る
予定だったが、
悪妻 のとんでもない
提案 に悩まされる。
というのは、帰りの道すがら、
道民の森 神居尻地区 のキャンプ場の
視察 を
しつつ、
たぬき山 と
坊主山 の
縦走 に
挑戦 するとの事であった
強引 にその提案は遂行され、キャンプ場を早々に出発し
道民の森 に向かう
神居尻地区に到着すると、まずは管理人さんに
たぬき山 と
坊主山 の
ルート を
確認 する。
ルートの確認をしたあとは
肝心 の距離と時間を確認すると、地元小学生の
授業 の一環
で登る程度の
ミニ登山 で往復
1.5時間 との事であったので
アタック を試みる。
しかし、スタートから
100m で膝に
激痛 がはしり、
涙 ながらも
名誉 ある撤退を
選択 せざるを得なかったのである。
このまま、
帰宅 しようと思ったところ、急に雨竜沼湿原展望台の
カップラーメン を
思い出し、折角、
札幌 に
帰還 したのだから旨い
札幌ラーメン を食べるべく
大鵬 に寄るとする。
さすがは
大鵬 すでに
行列 が出来ていたのだ
ところで、何故
おっさん は並んでいる時、
腕 を組むんだろうか・・・・・・(笑)
やはり
大鵬 ・・・・
安定 した旨さの
札幌ラーメン であった。
最近は色々なラーメンがあるが、小生としては
昔 ながらの
札幌ラーメン が最高に
旨し なのである。
今年の
海の日 を含む3連休の野営は
疲労困憊 で大好きな
野営ビール も
すすまず、残念な結果となったが、意外にも野営で
熟睡 できたのは驚きであった。
また、悪妻にとってはメインの
雨竜沼湿原 はとても素晴らしいところで、悪妻に
背中 を
押されなければ、
生涯 行くことが無かった場所のように思えた。 更に、今野営の
〆 では
大ファンの
大鵬 にも行けて、結果良ければ全て
良し のキャンプだった。
3連休の最終日は、やはり
海の日 にちなみ、
超underground な浜で大好きな
海 を満喫してきた その内容はまた後日にでも。
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