むかし 「陸の孤島」 の off you でえびかに合戦からの筍採り 雄冬野営場
今年もこの
時期 がやって来ました
それは・・・・
「ましけえび地酒まつり2016」 である。
いかにも
毎年 行ってる感じだが、実のところ
4年 ぶりに行って来たのである
本題のまつりの
内容 はと言うと・・・・・・・・・
増毛町 の特産品である
水揚げ されたばかりの
「甘えび」 の浜値販売や地酒
「國稀」 の
限定酒 が味わえる食と酒の
祭典 で他にも、
魚介類 の炭火焼き
コーナーやグルメが楽しめる
屋台街 やステージショーもある
まつり なのである。
そんな中、我々
中高年 夫婦はそのまつりで
「甘えび」 や
「國稀」 を堪能しつつ
更には新鮮な
魚介類 を持ち帰り、とてつもなく
Ocean Front で且つ極めて
危険?で
素敵?な
場所 で
海 を眺めながら
野宿 をして来たのである。
そんな
危険 で
素敵 な場所は
off you にあったのだ
平成28年5月28日~29日 雄冬野営場
野宿 を行う
off you という地域は
日本海沿岸 に位置し、昭和56年に札幌側の
浜益から
off you までの国道231号が開通するまで
「陸の孤島」 と呼ばれていた
しかし、開通から数か月で
崩落 事故が発生し、再び
「陸の孤島」 へ逆戻りする。
それでも
復旧 工事が完了し、3年後には通行可能となり、
「陸の孤島」 からは
解放
されるのであった。 しかしながら
冬期間 は
通行止め を強いられ、通年供用通行は
平成4年 からといった、極めて最近、整備された経緯を持つ国道なのである。
金曜日の晩に
札幌 へ帰還し、土曜日の早朝から
増毛町 に向かう事で予定したものの
色々な
トラブル等 があり、テンションが落ちてしまったが、ここは北海道の
旨いもん
を食べ、
気晴らし 目的で思い切って出撃したのであった。
久々に走る
望来 付近の国道231号。
天気も良く、気分転換には
最高 のコンディションだった。
増毛町までの
日本海オロロンライン は景色が素晴らしく、途中寄りみちしながら
のんびり向かい、無事
まつり 会場に到着する。
午前10:00に
まつり 会場に着いたが、
えび を求めるお客さんの
長蛇 の列に驚き
まずは悪妻の目的である
國稀 に向かう。
國稀は造り酒屋では
日本最北端 の酒造所であり、今回はまつり
限定 の酒も販売
されている。 まずは購入前に悪妻は、数々の種類を
試飲 しまくるのであった。
無事、今宵の大人の
燃料 も確保し増毛町の
旨いもん を食べ歩く。
その後は、ちょい早めの昼食となるが、軽くということで
ミニ海鮮 どんぶりに
舌鼓 。
悪妻は
えび が苦手なので
えび汁 は無し・・・・・・・・
えび のダシが効いた
味噌汁 は最高に
旨し なのである。
昼食後は、いよいよ
メイン の
甘えび の購入であるが、相変わらずの
長蛇 の列で
あったため購入場所を変え、見事ちょい
大きめ の
甘えび を手に入れる。
そして併せて、
野宿用 にと他の
海産物 も入手するのである。
えび地酒まつりで
旨いもん や
國稀 を十分堪能したあとは食材を持って
野宿先
の
off you に向かう。
やはり、とてつもなく
Ocean Front で
日本海 を一望できるサイトだ
また、この日は最高の
青空 で先ほどの
旨いもん と合わせると胃袋的にも視覚的にも
満たされ、十分な
気晴らし が出来たのだ。
テント正面は美しい
日本海 だが、背後は・・・切り立った
岸壁 と
集落 ・・・・・・・・・
そして極めつけが
国道231号 で行き交う
車 のお陰で十分過ぎるほど
日常 を感じ
させてくれたが
波の音 で幾分かき消してくれた。
今回の野営ではグラウンドが
硬い とされているにも関わらず、不覚にも
ハンマー を
忘れてしまった。 しょうがないので、辺りで替わるものを探したところ、大きめな
石 を見つけ
石で
ペグ を14本を打つといった、
野営 を始めた頃の時代に戻ったのである。
無事、
石 でペグを打ち込み、設営を完了したあとは
日本海 をバックにキンキンに冷えた
ビール を頂く。 そしてビールのお供は・・・・・・・・やはり
水揚げ されたばかりの
甘えび が
ど~ん
一方、悪妻のほうは
えび が苦手なので
毛ガニ の足が
ど~ん
まさに
日本海沿岸 で
えびかに合戦 を繰り広げるのであった。
やはり
海の幸 は
潮風 を浴びながら頂くと、更に美味しさ
倍増 なのだ。
確か
すすきの に
えびかに合戦 という、えびとかにの
食べ放題 居酒屋が
あったと思うが、
今 でもあるのだろうか・・・・・・
えびかに合戦 と併せて、我々
野良 夫婦
野営 で
絶対 に欠かせないのが
炭火 ヤキヤキ。 そしてビールも
相乗効果 で進みまくるのであった。
ちなみにコンロ手前の
石 は自然石の
テーブル である (笑)
いいだけ
まつり で
旨いもん を食べ、そして
野宿 でも
旨いもん とビールを
注入した結果、中高年夫婦は暫し
コット で横になり、綺麗な
日本海 を眺めるといった
最高 の時間を過ごす。
何度も言うが、テント全面は
日本海、そして背後は
国道231号 。
ちなみに
車 が止まっているのは、国道231号の
停車帯 であり、まさに
道ばた 野営
なのである。 そして当然だが
「 交通安全 」 の旗に囲まれているのであった (笑)
海の向こうは
支那 なのか・・・・・・・
暫く寛いでいると
水平線 から分厚い
雲 がやって来た・・・・・やはり予報どおり、夕方から
雨 になりそうだが、雲の隙間から太陽の
陽 が射し、
海面 をキラキラさせてくれた。
やがて
太陽 の姿は消え、
寒々 しい海を見てもしょうがないので、悪妻を誘い山の上の
展望台 へ徒歩で行ってみることにする。
小生から誘うことは
滅多 にないので、悪妻はえらく驚いたようだ。
山の上の展望台へは、ここ
off you のすっかり静まりかえった
集落 を通って行く。
日常では慌ただしい中で
仕事 をしているだけに、静まり返った
雰囲気 はとても心地よく
感じ、小生を
リフレッシュ させてくれた。
鳥の声が止まない
森 の中の散策路・・・・・・・・
マイナスイオン がいっぱいで最高の
森林浴 が出来たのだが、
マムシ がいる
ので
気 をつけねばならない。
展望台までの途中に
神社 があったので、今宵と明日の
野営日和 をお願いする。
重い カラダを引きずって、やっと展望台に到着する。
青空 はすっかり
雲 に隠れ、今にも
雨 が降り出しそうな空模様で結局のところ
雨 に
降られて
野営場 へ帰還する。
たいへん素晴らしい眺めだが、小生は
仕事 がらこんな地形等を見ると岩盤から
土砂 が
滑って、
集落 を飲み込まないだろうかと心配するのであった。
暫く、
雨 と
強風 は続き、「今日の夕日は無理だね」 とお互いに話していると・・・・
off you の
神様 のお陰だったのか、日の入り寸前で
夕日 と
夕焼け を見る
ことが出来たのだ。
雨 は降り続いていたが、日の入り後の
水平線 は綺麗な
配色 となり、その上の雲が
割れ
青空 を覗かしてくれるという、
off you の
神様 は我々中高年夫婦を楽しま
せてくれたのだ。
それでも
雨 と
風 は止みそうもないので
不本意 ではあるが全面ハッチを閉じ、日頃の
疲れのせいもあってか 21:30 には
撃沈 する。
しかし22:30頃に悪妻に起こされ外に出て見ると、off you の神様の
ボーナス なのか?
あれだけあった雲が
星空 に変わり、風も
無風 となり前面ハッチを
全開 にして再度
眠りにつく。
早くに寝たせいなのか、それとも相変わらず
野営 ではぐっすり眠れないのか、起きたのは
午前3:00 ・・・・・・・空には
雲 ひとつ無さそうだ。
そして悪妻を起すまいと、静かにごそごそと昨夜に出来なかった
暑寒海水浴場産 の
流木で
焚き火 を行う。
空が
薄っすら 明るくなって来たところで悪妻も起きてくる。
5月といっても、ここは
北海道 ・・・・着込まないといけない
寒さ の中、
熱いコーヒーを
飲みながら、すっかり穏やかになった
日本海 を眺める
至福 の時間を過ごす。
朝めしは早朝からの
えび の刺身と我が家得意の昨夜に
余った 食材のヤキヤキ
朝から煙を
もんもん と出す中高年夫婦なのである (笑)
朝めしのあとは、悪妻が是非行って見たいという
「登山無し前提」 で暑寒別岳登山口
にある
渓流の森 というところに行くため、午前8:00前に
道ばた 野営場を後にする。
暑寒別岳 周辺近くまで来たところ、さすがは暑寒別岳・・・・まだ
雪 が被っていた。
我々中高年夫婦では、決して登ることの出来ない
立派 な山であったので、内心
ホッ と
しているところである。 まぁ暑寒別岳登山口の手前には行ってみたい
暑寒沢野営場
もあるんで
視察 がてらOKとする。
山道で
砂利道 を進み、
どんづまり のところが暑寒別岳登山口であるが、その手前に
暑寒沢野営場 がある。
ここは
水はけ が
悪く 、とても
テント を張る気にはなれない場所だった。
むしろもうちょっと進み、
登山口 あたりが
格好 のテン場のような気がする。
登山口には何とも趣のある
暑寒荘 がで~んとそびえ立っていた。
この山小屋は
鍵 が掛けられていなく、建物の中は山男・ご婦人と分かれていた。
暑寒荘 の隣には手造りの
コンクリート製 巨大シンクがあって、
湧水 が噴出する
炊事場 になっていた。 その
湧水 はとても冷たく美味しい
水 であった。
湧水 で水分も補給したところで、いざ
渓流の森 に入る。
渓流の森 の散策路は比較的
平坦 で且つ
登山 雰囲気を楽しめる、まさに小生には
恰好 な散策路であったのだ・・・
しかし これから起こる事を除けば・・・・・・だが。
小生がゆっくりまったり
森林浴 を楽しみながら足を運び、ふと地面を見ると
筍 を発見。
その事を
悪妻 に伝えると、ゆっくり散策どころじゃ無くなる事が予想されたので、ここは見て
見ぬふりで
その場 をやり過ごす。
まもなくして、悪妻が
筍 を発見
その後の行動は
ゆったり 散策から本格的
山菜採り に移行するのであった
渓流の森 で十分、
筍 を採ったにも関わらず、帰宅途中の帰りの道では・・・・・
「あそこ採れそうじゃない」 を
連呼 し、車を
路肩 に止めながらの
帰還 であった
筍 や
ワラビ を入れた
ビニール袋 をぶら下げ、
渓流の森 から帰還した我々
中高年夫婦は、たまたま巡回でやって来た
管理人 さんと暫し、歓談する。
特にテント設営の場所について色々と
交渉 をしてみたが、やはり首を
縦 に振らなかった。
しかし
勝手 な想像だが、ある程度はキャンパーさんに任せるような
ニュアンス だった
ので
虫 のいない季節に是非とも張ってみたい
イイ 野営場であった。
十分、
山菜採り を
満喫? したあとは、再度
えび 地酒まつり会場に寄り、お土産を
入手し自宅に帰還する予定だったが、悪妻が江部乙の
菜の花 を見たいと言い出したため
海岸側 ではなく、
内陸側 を通って帰ることにする。
田植え が終わったばかりの北海道でも屈指の
水田地帯 を通り、快調に走っていると
駐車場が
満車 の
ラーメン屋 を見つけ、店に入って遅めの昼食とする。
店のチョイスは
大成功 で問題のラーメンの味は、昔ながらの
札幌ラーメン の味で
あった。 最近では
創作 (小生が言ってるだけ)ラーメンが
人気店 だったりするのだが
やはり小生は
シンプル なラーメンが好きなのである。
最後は江部乙の
菜の花畑 を見てから我がまちの
札幌 に帰還するのであった。
今回は
海 あり
山 ありと1泊2日の
野営 にしては多くを食べ、多くを呑み、多くを歩いた。
それに
比例 して
疲れ も盛りだくさんであったが、
海 と
山 の素晴らしさを堪能でき
イイ
気晴らし ができた
休日 でもあったのだ。
追伸
増毛町 には今回利用した
off you や暑寒沢野営場、暑寒海水浴キャンプ場があり
なんと3箇所とも
無料 の野営場だったのだ。
港 で
旨いもん も入手できるし、増毛町はおもしろい
町 かも知れない。
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