ベリー ベリー ビューティフォー!? 仲洞爺キャンプ場

じょんじょろべ〜

2016年05月05日 10:52

 悪天候 で始まった小生の GW も遂に 本日 で終わりだ

 そんな GW も5月1日からやっと天気も 回復 し、出撃 の機会が訪れるも我が家の
 GW野営 は既に5月2日~3日の一泊二日と決め打ちされていたので、日にちの選択の
 余地はなく、泊り野営出撃の日の 晴天 を願うばかりであった。


 今回の野営地は何時ものように 悪妻 が決める事になるが、何故か 野営地 の具体的
 場所には こだわり が無く、とにかく 「有珠山のロープウェイに乗りたい!」 という理由で
 洞爺湖 周辺に向かうのであった。

 そうなると具体的野営地の選定は 珍しく 小生に委ねられるのだが、やはり洞爺湖に行くの
 なら是非とも を眺められ且つ 有珠山 にも比較的近い、洞爺湖畔の仲洞爺に向かい
 激混みなら 洞爺湖 を見下ろす森と木の里にすることで決定する。
 
 有珠山 にこだわる悪妻も所詮、ロープウェイ に乗るのが主目的であろうと思い込み
 今年の GW野営 も昨年同様、ゆっくり出来そうだと 安堵 する小生だったのだが・・・・
 平成28年5月2日~3日 仲洞爺キャンプ場

 肝心 の天気は5月1日に引き続き、朝から 青空
 そして野営翌日の5月3日は確実に 暖かく なるとの事で 意気揚々 と2日の朝7:30に
 自宅を出発し、支笏湖から美笛峠経由で 洞爺 を目指す。


 まずは我々 野良夫婦 が大好きな 支笏湖 のポロピナイに立ち寄り、今年初
 支笏湖に感動する。 やはりポロピナイからの 風不死岳 は神々しいのだ。


 その後は、確かPさんが、我が home ground のモラップで 幕営 していること
 を思い出し、ご挨拶 と思い立ち寄ることにする。
 やはり幕営をされていたのだ・・・・Pさんの トンガリ恵庭岳 が神々しい (笑)

 Pさんを見つけた小生は 撤収作業中 のPさんを邪魔し、暫し歓談する。ゴメンナサイ。
 そんな中、悪妻は アイヌネギ を採取するため に入るのであった。


 悪妻の大好きな 樽前山 をバックに、ほんの 一握り にも満たない アイヌネギ
 記念撮影


 そう言えば・・・・モラップの 利用料金 が変わったようだ・・・・昨年は確か 700円台
 だったのが 800円台 に    詳しくは 公式HP を参照願いたい。

 そして驚いたことに の散歩だけでも 料金 が掛かるという 看板 が・・・・・
 しかし我々 野良夫婦 は管理人さんが受付前にで~んと 仁王立ち しているところに
 堂々サイト に侵入し、堂々 と車に戻って来ても 課金 されなかった。
 どう見ても を持ってるように見えなかったかも知れないのだ (笑)


 Pさんの撤収作業を邪魔した、迷惑 な野良夫婦は無事、目的地の 仲洞爺 キャンプ場
 に到着すると意外や意外、なんと 激混み イメージの 仲洞爺 が空いていたのだ。

 そして ミニスクリーン を早々に設営し、ご苦労さん 乾杯 を行うが、この後、悪妻の
 主目的である 有珠山ロープウェイ に乗るため、小生は 特定保健用食品?
 のビールテイスト 清涼飲料水 を流し込むのであった。


 先ほどの 支笏湖 同様、今回の 洞爺湖美しく最高 の野営日和になる予感。

 今回の 野営 で小生は密かに、この時季に試したい事があったのだ。

 それは昨年の チミケップ湖 で試した、スクリーンを 1面 のみメッシュにしたままで
 景色 を眺めつつ を迎える事を北海道の 5月 でやってみることである
 まぁストーブを 夜通し つけている事が前提となるのだが・・・・・・・・・・


 特定保健用食品? のビールテイスト清涼飲料水を吞みながら 洞爺湖 を堪能。
 このまま此処に 滞在 したい・・・・車の運転なんかしたくない 衝動 に駆られる。


 やはり悪妻の 圧力 により、気がつくと 昭和新山 駐車場に立っていた・・・・・・
 まぁ ロープウェイ に乗って、景色を眺めたり、上った先の 往復30分 程度の散策
 だけなので良しとするのだ。


 有珠山ロープウェイ からの眺め。
 この時季、 残雪 のある 羊蹄山 (蝦夷富士) は美しい。


 ロープウェイ到着後・・・やはりちょっとした 散策路 があって景色は 蝦夷富士 を拝める
 ことは出来ないが、洞爺湖や昭和新山そして噴火湾を 一望 出来るといった素晴らしく眺めも
 良い場所だったが、とんでもない 事態となった。

 当初、往復30分 程度の散策は悪妻の 勘違い で、実のところ往復で 約600段
 の階段を含む、所要時間が 往復2時間軽トレッキング? だったのだ。
 そんな階段も 1割勾配 (45°)の厳しい階段である。

 悪妻はそそくさと目的地の 有珠外輪山展望台 を目指して歩いて行くのであった


 結構な の観光客がロープウェイ駅周辺の 散策路留まる 中、悪妻はどんどん
 目的地目指して進み、気が付くと観光客のほとんどが 居なく なる。

 暫く歩くと目の前に急な 下り階段 に出くわす・・・此処を下ると言うことは、帰りは 上る
 という事を 意味 するのだ


 軽トレッキング? で、早々に 精根 尽きた小生・・・・・・・

 最終 地点である有珠外輪山展望台から戻ってくる 西洋 の方や 東洋 の方とすれ違う
 たびに・・・・・「アト モウチョット ベリー ベリー ビューティフォー」 と 流暢日本語
 励まされながら進む生粋の どさんこ の小生であった (笑)
 
 皆さんに励まされながら足を進める状況・・・・・一昨年のあの辛い 十勝岳 を彷彿させる。


 西洋 の方や 東洋 の方に励まされただけあって、ようやく目的地の 有珠外輪山
 展望台
に到着することができた。

 噴火湾の向こうの 駒ケ岳 は霞み掛かって見ることは出来なかったが、残雪 の被った
 蝦夷富士や洞爺湖、噴火湾、そして周辺の山々が 一望 でき、外国人の言っていた・・・・
  「ベリー ベリー ビューティフォー」 が 存在 してたのだ。

 暫く 「ベリー ベリー ビューティフォー」 の地で寛いでいると、ふと 昼メシ を食べていない
 ことに気づく。やはり、此処は 噴火湾  ならば 噴火湾 で採れた ホタテ丼
 夢見て 元気? いっぱいで下山することにする。

 最終的にロープウェイで 下界 に降り、早々と飲食店を覗くが・・・・・・・・
 あるメニューは ラーメンカレー ばかり・・・・・・・

 結果、ここでの昼メシは 断念 し、近くの道の駅にある食堂を目指すも 閉店
 地元 の方々に 食堂 の在り処を聞くも、洞爺湖温泉街まで行かないと 無い との事
 すっかり 食堂難民 と化した我々野良夫婦は諦め、泣く泣く キャンプ場 に戻る。


 そんな 気落ち した野良夫婦を慰めてくれたのが、午前中より静かで穏やかになった
 洞爺湖 の存在であった。
 また キャンプ場 も遠くから聞こえる子ども達の楽しそうな声や小さな水の音で敗れた
 ホタテ丼 を紛らわしてくれたのであった。


 気を取り直して、ようやく 特定保健用食品 ビールテイスト清涼飲料水から 本物
 ビールを吞む。 そんなビールは空腹の 胃袋 を何時もより 刺激 してくれるのであった。


 結局、遅い 昼メシ は噴火湾の ホタテ丼 の代わりに・・・・まさかの コンビニ弁当
 だったが、素晴らしい 景色 を見ながら食べると何でも美味しくなるのは何故だろう。
 

 頑張ってくれた も傾きかけ、あたり周辺も薄暗くなるとともに、心地良い 静寂 が訪れる。
 つくづく、空いて て良かったと実感する。

 キャンプ場 って、キャンパーの 天候 により、環境 が目まぐるしく 変化
 するものである。このことから過去の 悪い 印象から 良い 印象に変化する可能性もあるし
 その もあり得るのだ。
 なので一度、行ってみて 嫌な 印象だったキャンプ場も 時期 などをずらして行ってみる
 のも 意外 と良いかもしれない。


 時間が経つにつれ、洞爺湖 がほぼ無くなり、併せて も無くなるという絶好の
 野営日和 となる。
 予想外の 過酷 な運動を行ったせいなのか、更なる まったり度 が高まるのであった。

 そんな中、我が家恒例の 炭火ヤキヤキ の段取りを行う。 
 素晴らしい景色を見ながら 無風 で静かな環境の中に立ち込める のニオイ・・・・・・
 北海道 野営シーズン到来 を思わせてくれる。


  も熾き、何時暗くなっても良いように、ランタンをセットしヤキヤキを開始する。
 まだ明るいのか対岸の洞爺湖 温泉街 の明かりは灯っていないようだ。


 悪妻は大好きな ホルモン とビールを頂きながら、北海道キャンピングガイド2015 (笑)
 を 読み ふけっている。
 もう既に次の 野営地 の候補を検討しているようだ・・・いま考えなくても良いと思うのだが。
 せめてもの願いは、過酷 な運動を出来ない場所の選定を願うばかりである。


 夜の が下りる頃には、対岸の洞爺湖 温泉街 の明かりが灯る。
 それと同時に我が家の 格安ランタン にも火を灯す。
 

 辺りが 真っ暗 になったところで洞爺湖ロングラン 花火焚き火 を眺めながらビール
 を頂くという 至福 の時間を満喫する。
 一方、悪妻の方は外が寒かったのか、石油ストーブが 稼働 している ポカポカ のテント
 の中に入り、コット で横になりながら 花火 を見ていた。

 花火を見終わったらPさんのサイトに お邪魔 しようと思っていたが、軽トレッキング?の
 疲れとアルコールがまわり、訪問を 断念 する。


 この日の晩は朝も早かったので早々に 撃沈
 そして目覚めた 瞬間 に、この景色が飛び込んできたのだ。

 今回、小生のやりたかった 夜通し ストーブを 稼働 させながらスクリーンの1面を開けた
 まま を迎えることだ。

 小生は 洞爺湖温泉 で一般的な Lake View の部屋に泊まったことがあるが
 睡眠に入る 間際 まで洞爺湖を眺めた事は無いし、まして目覚めた 瞬間 に洞爺湖が飛び
 込んだことが無い。
 そんな事を考えると、そんな環境に身を置いている自分への 優越感 でいっぱいだったが
 思い返すと実は単なる 野宿 なのである (笑)
 やはり温泉、上げ膳据え膳、布団の 温泉宿 には敵わないのである。
 

 翌朝から 最高 の天気になる予感。幸いにして風も洞爺湖と合わせるように 穏やか
 焚き火 がしたくなる環境だった。


 朝めしは、おとっつぁん である小生が、昨日に採った 一握りアイヌネギ
 何とか頂けるよう、アイヌネギの 卵とじ を作るため腕を振るう (笑)

 大の料理 嫌い の小生は、アイヌネギと卵の 配分 を間違い、単なる卵焼きになってしまう。
 それにフライパンに がこびり付き、何とも見た目が悪いが、ほんのり アイヌネギ
 香りが広がる 卵焼き を完成させたのである。

 こんな小生だが、普段は 単身 宮城で暮らしており、一応 何とかなっている。
 そう考えると、何も出来なくても 人間 何とかなるもんであると再認識する。
 

 お次は アスパラベーコン を炒める。

 またしてもアイヌネギの卵とじ同様、アスパラとベーコンの 配分 を間違い、ベーコンが少な
 過ぎたのだ。 しかし朝ビールに合う 逸品 だと小生は思う・・・・・・・・・
 ちなみに 悪妻 はグビッと を鳴らしていた。


 普段の朝めしは バタバタ と慌しいが、折角の 休日 だし天気も良いし、ゆっくりのんびり
 朝めしを食べながら 洞爺湖 を堪能するという極めて 非日常 を過ごすのである。


 今回は予想外の軽トレッキング?があり 精根 尽きた場面もあったが、素晴らしい 景色
 堪能でき、また肝心の 天気 にも恵まれ大満足していた矢先に、5月3日は 連休 の始まり
 で 仲洞爺 には から 続々 キャンパーさんが来場してきた。

 そんな中、小さい 子ども連れのキャンパーさんが来場されたので、湖畔前 は小さい
 子ども達が 水遊び しやすく且つ親も が行き届くため、ちょっぴり時間は早かったが
 サイト をお譲りして、仲洞爺 に別れを告げる。


 その後は我々野良夫婦お気に入りの 温泉 で汗を流し、帰り道にある きのこそば
 頂き、GW2016 を〆るのであった。


 今回、楽園 でご一緒下さった皆さん、楽しい ひとときを有難う御座いました。
 また翌日の 支笏湖洞爺湖 でお会いしたPさん、折角 ひとり野営 でのんびり
 されている中、野良夫婦の突然の登場にも関わらず 笑顔 で接して頂き有難う御座いました。

 さぁ、明日から宮城で 仕事 だ  頑張るぞ


あなたにおススメの記事
関連記事