いつもお世話になっております! 悪妻、寝袋で4泊5日inみちのく その1

じょんじょろべ〜

2018年11月04日 17:44

 じょんじょろべ~(以下 じょんさん)の 悪妻 です
 先日、じょんさんがいる みちのく へ遊びに行ってきました
 

 当初、じょんさんが 札幌 に帰ってくる予定に合わせて取った土曜休み。
 私は月曜日が定休なので3連休になるわけだけど、ひょんなことから 紅葉 の話になり・・・ 
 「去年、福島 に行った時はちょっと紅葉過ぎてたよね」 「1週間早ければ紅葉も違うよね」 
 「10月末ならまだ見頃の所もあるね」なんて会話から、
 悪妻 『 じゃあ、そっちに遊びに行こうかな? 何だったら金曜日も休み取って行こうかな? 』
 じょん 『 じゃあ、おれも金曜日有給取るわ 』
 悪妻 『 じゃあ、木曜日の夜の飛行機で行っちゃおうかな? 』
 じょん 『 じゃあ、仕事終わったら仙台空港に迎えに行くよ 』
 ・・・・・と、あれよあれよと私の 4泊5日宮城 行きが決定しちゃいました

 今回は 代筆 ではなくて、悪妻執筆 による みちのく 珍道中記事です
 よかったらお付き合いくださいませ

 
 平成30年10月25日~26日 宮城入り~ひとり山形放浪~いこいの森キャンプ場

 寝袋1日目・・・

 仕事を13時で切り上げて自宅に急いで帰ります  
 去年は久しぶりに 宮城 に行ったので、じょんさんの単身赴任生活の 視察 がメイン(?)
 ながらも 福島 を満喫しました
 今回は、「 山形 を攻めるぞ~ 」 と意気込み、早々に 山形 のガイドブックを買うも、
 人生、小さな アクシデントだらけである
 私の体調がすぐれず、事前に計画を練る事が全然できなかったのである
 じょんさんにも小さな アクシデント ( 夫婦だけの笑い話にさせてくださいw )と
 大きな アクシデント
 何と、有給を取った金曜日に 福島県 で13時半から打合せの 仕事 が入ってしまった
 とのこと
 非常にやっかいな時間帯である  じょんさんも先方に諸事情を話し、曜日をずらすか、
 時間帯を朝イチにしてくれないか交渉をしたけど 無理 だったよう(笑)
 そして天気の問題・・・滞在日3日のうち中日がという何とも切ない予報。 
 しかも の確率 80%

 とにかく、荷造りもしていなかったので、急いでスーツケースを用意します
 去年より大きいスーツケースにしたけど、荷物がパンパンでファスナーも一苦労
 おふくろ様がいるから安心と言えど、子ども達におかずを作り置きしたり、掃除をしたり・・・
 バタバタと家を出ます
  

 新千歳空港 に着いた~
 私の体調も前日には回復し、いつものル―ティンである 空港ビール を飲む事が
 できました
 苦手な飛行機といえど、出発する時はワクワクです
 千歳は雨だったけど仙台空港は 夜景 がキレイだったなあ・・・

 空港には仕事帰りのじょんさんが迎えに来ており、夜ごはんはしゃぶしゃぶの食べ放題に行き、
 アパートへ。
 さて、行程の確認と家族会議です。

 今回嬉しいことに、じょんさんの野営仲間である方達が 山形 蔵王坊平
 キャンプをするということで、私達夫婦も合流させてもらうことに
 じょんさんが仕事の間は、福島 で時間をつぶす事も考えたけど、せっかくの天気なので
 私1人で 山寺 へ行き、夕方 山形駅 でじょんさんと合流。
 寒河江のキャンプ場に1泊し、翌日は 羽黒山最上川 方面を経由してから
 蔵王坊平
 あとは の降り具合だけど、お天道様に期待したい

 じょんさんの マイナス5℃ 対応のふっかふかの 寝袋 で床に着きました
 そして、未明・・・ 揺れ で飛び起き、とっさにクローゼットを抑える
 震度4 地震 。 じょんさんは声を掛けるまで 熟睡  たくましいなあ・・・


 寝袋泊2日目・・・


 じょんさんと一緒に出社。 せっかくのいい機会なので 山寺 に行く前に職場の皆さんに
 ご挨拶 することに
 そして職場のトイレを借りたのですが、間が悪いことに私がトイレから出ようとした時に
 女性職員のUさんが出社して鉢合わせ
 トイレから顔を出し、「 はじめまして~。 主人がお世話になっております 」 
 ああ、恥ずかしい・・・
 しばらく職員のみなさんとお茶した後、 名取駅 に向かいJR仙山線で 山寺
 JRは乗り慣れていないのでドキドキしますね。
 山寺 へ行った後、夕方山形駅での待ち合わせまでは未だノ―プラン。 方向音痴だけど
 行き当たりばったり寄り道好きの私、勝手気まま に行きたいと思います
  

 11時過ぎ、山寺駅 到着です。 ここまで来るのに結構登ってくるんですね。
 山が赤く 紅葉 して綺麗でした。 ひとつ前の 面白高原駅 でも人がたくさんいました
 もちろん、ここ 山寺駅紅葉 山寺 に向かう人達で賑わっています。


 腹が減っては 登山 は出来ないので、 山寺 へ行く前に腹ごしらえです


 ここは山形、あとでガッツリおそばを頂くとして、ここは 芋煮 を頂きます。
 う~ん 美味しい   さて 山寺 に行きますか


 山寺 の入口には「 登山口 」と書かれているんですよね。
 1000段 を越える石段を登る事から拝観・・・より 登山 に近いでしょうか?
 山寺(立石寺)本堂にあたる 根本本堂前 にて。


 道中の安全祈願を兼ね、ご本尊様にご挨拶をします。
 お線香ひと束50円也。 


 では行ってきます。 明日は 羽黒山2,446段 の階段を登るから
 今日はウォーミングアップかな?
 とはいえ、山寺 楽しみです


 「 静けさや 巌にしみ入る 蝉の声 」 松尾芭蕉 さんとお弟子さんの像がお出迎え
 ふたりの像の向こうに見える がいいんですよ~

 
 静寂さがいいですね。

 ここは朝早く来たいなあ。
 冬もいいんだろうなあ・・・。





 
 石段を一段一段登るごとに煩悩が消えると
 言われています。
 初めて山寺に来た時は煩悩が消えるどころ
 かお腹が鳴って笑ってしまいました。
 今では、「 煩悩があるから人間なんだよ 」と
 心の中で持論を展開しながら登ります(笑)



 
 2回目の山寺。
 今回は仏さまとスキンシップ
  
 根本中堂の布袋様のからだをなでなで






 中性院のおびんずるさま。

 長寿を授けてくださる仏さまでぼけ封じの
 ご利益もあるとか
 こちらもなでなで
 





 重厚な仁王門。 昔の人達はすごいですね。 山を切り開いて建てられたお堂の数々・・・
 歴史を感じますよね。


 開山堂、納経堂の風景・・・やっぱり がいいんですよね。


 五大堂からの眺め。 麓の街並み、遠くの山々が一望です。 やっぱり私は遠くの赤い山々が
 気になって にズームイン(笑) 素晴らしい~


 さて、下山しましょうか? 記念に写真を撮ってもらいました。


 力こんにゃく を頂きます。 本来であれば石段を登る前に食べると良いのでしょうが・・・
 美味しかったです


 少し駆け足気味に 山寺 をまわったのはこんな理由が・・・

 山寺駅を出た所の案内板ですが、「 山寺でもの足りない方へ・・ 」といった注釈で載っていた
 馬口岩コース とやら
 山形駅での待ち合わせまでどうしようか考えて、となり駅の 面白山高原 も候補に
 入っていたんだけど、面白山紅葉川渓谷ハイキングは吊り橋や渓谷歩きやロープ伝いに歩くなど
 スリリング な内容らしい
 土地勘もないし、ひとりで行動中に ニュース になるような事態になっては大変なので
 断念した経過が( あの駅にいたたくさんの人はみんな行ったんでしょうか? )
 この 馬口岩コース は時間的にもちょうど良さそうなので、行ってみる事にしました

 行ってみたんですが・・・入口につかないんですよ
 地図を見ながら進んだんですが・・・もしかしてこの道を進むの?ってところは、人っ子ひとりいなく
 不穏 な空気が・・・ 
 しかもネットで確認すると、少々 危険 なトレッキングらしい
 人がいない、危険なコース・・・となると、やはり ニュース になっては大変なので速やかに
 撤退 を決断  


 山形 行きの電車の時間にも間に合いそうです。 
 大人しく 山形駅 周辺を散策することとします(笑)
 車窓からの景色は 、 山形に囲まれてるんですね
 テンション上がりまくりです

 山形駅 に着きました。 まず、じょんさんとの待ち合わせである山形駅西口の場所を
 確認してから、観光案内所で 『 城下町 やまがた探検地図 』をもらって
 駅の外へ・・・   さっそくブラブラしますか


 駅から一番近い名所、霞城公園(山形城跡)へ
 本丸復元工事をやってました。

 お腹もすいたので食事をできる所を
 探しつつ、適当に歩きます。
 








 適当に歩く割にガイドブックで見た見所に着くよ(笑)

 上が七日町御殿堰。
 右が山形県郷土館 文翔館。



 歴史を感じさせる建物が沢山あります。 でも、私が気になるのは街の向こうに見える
 札幌の街からも藻岩山という山は見えるのですが・・・もっともっと大きな山が気になって
 しかたない(笑)
 街の散策より が見たい どうやったら の全貌が見られるか・・・ビルの上?
 そうだ 川まで行けばいいんじゃない? そうと決まれば川を目指して歩く
 でもお腹もすいたのでお店を探しながら歩こう~


 こんな小路を見つけました 寄り道、寄り道


 おお~ いいかんじの小路です

 懐かしい感じもしますよ



 




 残念ながらお店開いてないんですよね

 どこかないかなあ・・・





 おっと お蕎麦屋 さん発見   暖簾が掛かっているのでやってそう
 中に入ってみたら 真っ暗 ・・・・ あれ? やってないのかな?
 「 ごめんくださ~い 」 2回ほど声をかけると、奥からおばさんが出てきました。
 「 やっていますか? 」と聞くと 「 どうぞ~ 」 と言いながら電気の ひも を引っ張って
 点灯&テレビを付けくれる(笑)
 途端に 演歌 が店内に響き渡り、イッキに 昭和 の雰囲気に
 テレビを見ると チーター のリサイタルショーをやっていました。  
 チーター 知ってます? 水前寺清子 さん
 奥からおじさんも出てきてお蕎麦の段取りが始まりましたよ。
 その間、『 城下町 やまがた探検地図 』 を広げて、現在地を確認します。 
 この地図、畳むとA4版サイズ、広げると60×85センチm程。
 1:7800の縮尺や等高線まで載ったえらい立派な地図なのです


 オススメの 『 とりそば 』 が出来ました~
 「 そこの七味ね、出てくる穴が小さいからふたごと取ってかけて 」 とおばさん。
 山形 の訛りが温かかったなあ・・・ そして とりそば の美味しいこと  

 私がお蕎麦を食べている最中にじょんさんから電話が掛かってきました。
 「 打合せ、今終わったわ。 これから高速で 山形 に向かうから。 18時半は過ぎるかなぁ 」
 とのこと。
 「 お疲れ様~。 今、お蕎麦食べてるところ。 私も散策中だから~、じゃああとでね 」
 時間は16時25分。 これって何ご飯?(笑) つゆまで 完食
 帰る時におばさんに地図を見せて現在地を確認。
 さあ、川を目指して歩くぞ~

 お腹はいっぱいになったんだけど、歩いている最中今度はトイレに行きたくなってきました
 まあ、コンビニがあれば寄ろうかな?くらいだったのが、どこまで歩いてもコンビニもスーパーも
 公園も無いぞ・・・
 地図に 「 薬師公園 」 を見つけてここならトイレあるんじゃない?と向かったけど
 全然着かず・・・  
 諦めて引き返し途中から河川敷に出て・・・


 あれ、トイレじゃない? 仮設トイレだけどよかった~
 薄暗くなってきて心細かったけど、トイレの傍に犬の散歩の人がいました。
 ワンちゃんに 「 もう暗くなってきたから帰るよ 」 と言ってます
 「お願い  私がトイレから出てくるまでそこにいて 」 ワンちゃんに 無言 で訴えて
 用を済ませました
 ワンちゃんはリードを引っ張られてもそこにいてくれました。 ありがとう(涙)

 川の向こうに見える 山並み は薄暗くなってもいいものでした
 まっすぐここに来てまったりしても良かったなあ・・・
 この河川敷、『 日本一の芋煮会フェスティバル 』 の会場にもなっている
 ようですね。


 道路の反対側に 芋煮鍋 がど~んと鎮座しておりました
 6mですって。 一度に何食分の 芋煮 が出来上がるんでしょうね。

 さて、あとは 山形駅 に向かうとします。 ちょうどいい時間かな?と思ったら・・・
 遠かった(笑)
 地図によると 「 山形大橋 」 に沿って行けば 山形駅 に着くっぽい。
 河川敷をそのまま歩き、山形大橋から私も右に曲がればいいんだよね?
 ところが、その道は高架下のため、人通りも少なくとにかく心細い
 よくドラマで夜に女の人がひとりで歩いていて襲われるシーンに出てくる道みたい
 やはり ニュース になっては大変なので、細心の注意を払って歩きます
 駅前の大きな通りに出た時はほっとしましたが・・・ここからがさらに長かった


 途中、じょんさんから西口にあるマックスバリューについたよと電話が・・・
 私は・・・まだまだです  その後やっと山形駅に着いた時は嬉しかったです
 スーパーで買い出しをして今宵のキャンプ地、寒河江市 は 「 いこいの森 」 まで
 直行~


 いこいの森 にて設営完了  暗くてよくわからなかったけど池の近くに張りましたよ
 今回の幕は前回同様、じょんさん曰く
 『 自称、フランス軍バップテントみたいなポリエステル製の幕
 暗くなってから建て、明るくなる前に撤収してるので、未だ 全貌 は見ていない(笑)


 お疲れ様~の乾杯  お互いに今日一日の報告をします。


 明日は どれくらい降るんだろうね・・・。 
 小雨くらいだったら、予定通りに 羽黒山 & 最上川
 もしどしゃ降りだったら・・・車で 月山 の八合目まで行って、 月山湖 の噴水を見て・・・
 早めに キャンプ場 に入ろうか。

 今日は歩いたなあ・・・ 電車とお蕎麦屋さん以外はずっと歩いてた(笑)
 じょんさんも 宮城 からの 福島 、そして 山形 入りと大移動(笑)


 後日談ですが・・・私ってどれくらい歩けるのかな?と、自宅に帰ってから
 『 城下町 やまがた探検地図 』 を広げ、散策(迷走?)したルートを測って
 みました。
 おおよそ10km   やるな~自分(笑)

                                                                                                                                                                        
 その2に続く
 







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