ダメおやじの独り言 その3

じょんじょろべ〜

2016年09月03日 21:54

 まず最初に北海道・東北を襲った台風10号で被害に遭われた方々にお見舞いと1日も早い
 復興をお祈り申し上げます。 


 2年前・・・・私の住む管内周辺にも甚大な被害が出た災害が発生した・・・・・・

 平成26年9月11日未明から明け方にかけ、支笏湖周辺を中心に局地的に猛烈な雨が降った。
 そして札幌管区気象台は 「大雨特別警報」 を北海道で初めて発表したのだ。

 その大雨による冠水、土砂崩れ等のため、支笏湖周辺では国道453号を含む国道3路線
 3区間をはじめとして各所で道路が寸断された。 いわゆる 「9.11支笏豪雨災害」 だ。
 
 その時、私は宮城県に滞在しており、その被害の甚大さは明確ではなかったが、久々に家族
 のいる札幌に戻った時の恵庭市内を流れる漁川の濁水と流木を見たとき、尋常ではなかった
 のだと確信した。

 国道453号の恵庭市盤尻から千歳市幌美内までの区間では、恵庭岳の沢伝いに大規模な
 土石流が発生し、直径約2mにも達する巨岩を含め、大量の岩石・土砂が道路を直撃し、
 道路を埋め、最後は我が国でも屈指の透明度を誇る支笏湖に大量の土砂が混入した。


 今回も進歩のないキャンプ記録ではなく、単なるダメおやじの独り言で、更に一層、内容に
 乏しい記事である為、続きは読まず、軽くスルーして頂ければ幸いです。
 昨今、世界各地で異常気象が頻発し、甚大な被害を及ぼしてはいるが、人為的要因は否め
 ないとするも、私が思うに、地球規模で考えたとき、地震、暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、
 津波などは地球自身が持続するために必要な現象ではないかと考える。
 いわゆる、それらは地球の営みの一部に過ぎないと・・・・・・・・・・・

 あの時の豪雨による土石流で大量の土砂が支笏湖に混入したが、自然の行為は人間とは
 違い、自らの行為で起こしたことは、長い年月をかけて自ら再生する。
 それは破壊から再生・・・・・・そして破壊・・・また再生のサイクル。
 これらの営みは、地球誕生から幾つも繰り返してきたのだろう・・・・・・・・・・・・・

 ただ地球の営みとはいえ、我が家を癒してくれた 「あの場所」 の風景が変わっていたことは
 とても残念であった。


 平成28年9月4日(日) 北海道は小樽市で行われる北海道ジュニア陸上競技選手権大会に
 参加する娘のココロに power をいただくために 「あの場所」 を訪れた。

 「あの場所」 へは徒歩で行かなければならないので、駐車場に車を止め、daycamp 道具を
 リュックに詰め、そして娘にはゆっくり、美しい支笏湖や青い空、白い雲を眺めながら power の
 出る空気をたくさん吸ってもらいたく、コットも担いで行く。


 やはり 「あの場所」 は予想していたとおり、風と水の音しか聞こえない。
 風景は変われど、この静けさは昔のままだ。


 湖畔でくつろぐ娘を見て、あの頃の娘と重ねてみる・・・・・・・・・・・
 当然だが・・・・ 「大きくなったものだ」 と直ぐに答えが出る。


 それと同時に自分も 「おっさん」 になったと、イヤな答えも併せて出てくる。


 明日のレースの事など忘れ、ゆっくり時が流れる 「あの場所」 で power を貰える数時間を
 過ごす。


 帰りは、娘が好きそうな場所だが、今まで一度も連れて行ってやれなかった場所に行ってみた。
 やはり好みだったらしい・・・・・・・幾らかは父親らしい事が出来たような一日だった。



 約10年ぶりに 「あの場所」 を訪れたが、環境は変われど、やはりココロを整えてくれた。
 また 「あの場所」 には、荒れた地にも関わらず、力強く毅然と生きている1本の木があり、
 私と娘は自然と、その木の傍に立ち止まり、暫く見上げていた。
 「あの場所」 は、支笏湖からだけではなく、この力強い木からも power が貰えてるんだと
 初めて気づいた。
 


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