変なおじさんとおばさんの珍道中! 矢吹町のキャンプ場 & 猪苗代湖秋山浜キャンプ場
今年も遂に
師走 の12月に突入し、公私共々忙しい
毎日 を
理由 に先月の11月、
「独りで生活しているお父さんの様子を見に行く 」 という
名目 で
悪妻 が
宮城 に
やって来た記録を
放置 したままだった。
しかし、このまま
放置 してしまうと
2017年 を越してしまう恐れがあったので、ここは
奮起 して記録に残そうと
センス の無い
筆 を振るうことにする。
ただ、「独りで生活しているお父さんの様子を見に行く 」 という
名目 にも関わらず、その
ほとんどが
観光三昧 だった。 そんな中、
outdoor2017 という括りで観光先
で
野宿 した
野営記録 と観光地での触りを
ザザッ と触れたいと思う。
平成29年11月3日~5日 矢吹町のキャンプ場 & 猪苗代湖秋山浜キャンプ場
悪妻は
来宮 する
数日前 から 「独りで生活しているお父さんの様子を見に行く 」 と
いう
名目 にも関わらず、何故か
福島県 中心に
観光 プランを
無駄 の無いよう練
っていたのだったが、飛行機の便の都合により
祝日 の11月3日の早くではなく、夕方4時発
の飛行機で来宮するという1日
無駄 をする
行程 となった(笑)
悪妻が
17:30 頃に
仙台空港 に着くとの事で
日 が落ちるのが早くなったせいか、
辺りも暗くなった頃、仙台空港に向けて
野営道具 一式を載せた車を走らせる。
無事、悪妻を仙台空港から拾い、一路、
福島県 と
栃木県 の県境付近の
野営地 を
目指すため
東北道 をひたすら
南下 し、高速の
安達太良SA で
晩飯 とする。
何故、いきなり
福島県 と
栃木県 の
県境 まで行くかというと、翌日は
早朝 より
那須高原 は
茶臼岳 に
アタック する予定だったため、出来るだけ距離を
稼ぐ
目論み だったのだ・・・・・・・・・・「独りで生活しているお父さんの様子を見に行く 」 という
当初 の目的はどうなったんだろうか・・・・・・・・・
何とか迷わず、
21:00 頃目的地である
矢吹町 あたりの野営地に到着するも何処が
サイトなのか迷ったが、恐らくはココで
OK だろうという場所に
真っ暗闇 のなかテント
設営を行い、やっとのこと
乾杯・・・・・そして、つまみは
ザーサイ のみ(笑)
今回の
幕 は
軍幕 嫌いの悪妻のために
新調 した、自称
フランス軍 パップテント
みたいな
ポリエステル製 の幕を張る。 ただ単に
色 がそれっぽいからである。
だが、未だに
明るい 時にその
全貌 を見たことがないのだが(笑)
それでも、このなんちゃって
パップテント は意外と優れもので、
雨天 でもそこそこ野営
を楽しめるよう、
庇 も大きく雨漏りも無さそうで、
ソロテント としては申し分ない広さもあり
ブルーシートタープ 要らずだし、色々な場面で
活躍 しそうなテントなのである。
翌朝は悪妻の
指示 により行程が詰まっているとの理由で、
太陽 が顔を出す前にバタバタ
と
撤収作業 を余儀なくされる。 そして、朝の
ゆっくり としたひと時は
皆無 のまま、
矢吹町 にある素晴らしい野営地を後にするのであった。
せめてもの
願い で野営地に
隣接 する立派な
日本庭園 を散歩させていただく。
あぁ~
山登り したくない・・・・暫く
日本庭園 でゆっくりしたい。
そんな
願い も叶えられず、気が付いたら
憂鬱 な気分で
那須ロープウェイ に
揺られていた。 ロープウェイからは
虹 が見える・・・・・という事は
空気中 には何らかの
水分 が舞っていることを意味するのだ
今回は
本格的 な
登山 ではなく、
8合目 までロープウェイで行き、そこから
山頂
を目指すという極めて
嬉しい 作戦なのである。
幸いにもロープウェイから降りると、空気中の
水分 は無くなったものの
強風 が吹き荒れ
ていた。 そしてロープウェイ駅からの
放送 では、風が増すとロープウェイの運転が
中止
になる恐れもあるので
放送 の聞こえる
範囲 から離れぬようとの
注意 を受ける。
そんな
注意放送 が繰り返し鳴り続け、
不安 になる登山客は
ひとり また
ひとり
と登るのを
断念 していく。 一方、我々
中高年夫婦 は小生が
登山断念 の
誘い水 を掛けるも、一向に
足 を止めない悪妻のせいで、徐々にロープウェイ駅から離れ
遂には
注意放送 が聞こえない所まで来てしまったのだ
危険 だし、最悪ロープウェイが
運転中止 になると全ての道のりを
徒歩 にて
下山
しなければならないので、「止めよう」、「止めない」の
攻防戦 を繰り広げるも、いつの間にか
茶臼岳 山頂に着いてしまった(笑)
そして
期待 はしていなかったが、周辺風景は単なる
白一色・・・・・・そして登山者は数名
のみという
心細さ 。
ロープウェイ駅まで下山すると、辺りは
明 るくなり、
山頂 を目指す子供を含めた
登山客
が増え始めてきた。我々が登った時の
悪天候 は一体なんだったんだろう・・・・・
本来の
行程 であれば、
茶臼岳 下山後は一路、
南会津 は下郷方面に向かう予定で
あったが、那須ロープウェイに向かう途中にあった
「殺生石」 という、何とも
物騒 な名前
の場所に寄ってみた。
お地蔵 さんが多く立ち並ぶ、何とも
不思議 な場所であった。
そんな
「殺生石」 という場所を奥まで歩いていくと
温泉神社 という場所に辿り着く。
そうなれば、我々中高年夫婦は来年、
高校受験 に挑む
娘 のために、得意の
神頼み
に転じるしかほかないのだ。小生としては
数学 と
理科 くらいは教えてやれるが、それ以外
はからっきし
駄目 なので娘にしてやれる事は
神頼み しかないのだ。
「殺生石」のあとは、
南会津 に向かいつつ、素晴らしい
景色 が眺められる
道の駅
を見つけたので、
トイレ タイム &
玉こん タイムとする。
2日目の
第3 の目的地である場所に行く前に、
弥五島温泉 「郷の湯」 で
汗 を流す。
この温泉、
露天風呂 付きで、なんと
330円
やっぱり東北の
温泉 は安くて、
いい湯 なのである。
弥五島温泉 でさっぱりしたあとは
小雨 降るなか、
南会津 の
景勝地 である
塔のへつり に寄る。小雨だったにも関わらず
観光客 が大勢おり、
ココ は見どころ
なんだなぁ~と
改めて 思うのであった(笑)
う~ん、
北海道 には無い風景だった。
紅葉 が
最盛期 で天気が良ければ、美しい
紅葉 と
エメラルドグリーン の川の色が見ることが出来るらしい。
早速、
吊り橋 を渡り、
へつり に行って見ることにする。自然が織り成す
造形美 には
ただただ
脱帽 である。 そして、ここでも神社があったので
神頼み (笑)
塔のへつり のあとは、小生がオススメの
大内宿 に向かう。
悪妻は
常日頃、 「建築物や伝統的街並みなどの風景よりも自然が作り出す、壮大な風景
の方がイイに決まってる」 と
主張 しているので、余り
興味 は無いと予想されたが、まぁ、
南会津 の
観光名所 という事でおさえておく
程度的 な感じで立ち寄ることにした。
この時は気温も
低く、時折、
冷たい 雨にも当たったので、まずは
大内宿 で名物の
熱々 の
ねぎ蕎麦 をいただく。
早速、小生が大好きな
長ねぎ が
1本 丸ごと投入された
ねぎ蕎麦 をいただくのだ
が、無論
1本、丸ごと
腹 に収めるのが 小生の
流儀 なのである(笑)
悪妻も
長ねぎ を
箸 がわりに蕎麦と長ねぎをガブり・・・・・やはり
辛 かったらしい。
そのうち、悲しいかな空は
最高 の
土砂降り になり、
ねぎ蕎麦 を完食しても外へは
出られず、しかしながら
もう一杯 食べることも出来ず、意を決して
傘 を片手に
宿場町
へ
出撃 するのであった。
だらだらと
宿場町 を観光し、
北海道 には無さそうな食べ物など食べ歩きをしていたら、
気温も若干だが
上昇 し、
雨 も止んだのだ。 そ~なると、街並み等には
興味 が無いと
言っていた悪妻だが、すっかり
ココ を気に入ったのか、あっちへブラブラ、こっちへブラブラを
繰り返し、
2時間 近く
大内宿 に留まることに。
鮎 や
いももち的 なものの他、会津名物?の
天ぷら まんじゅうもいただく。
予定外 に悪妻が
大内宿 を気に入ってしまったため、長時間の滞在を
余儀 なくされ
今宵の野宿先である
猪苗代湖 は
秋山浜 に着いた頃は
真っ暗闇 。
そして
暗闇 で
強風 吹き荒れるなか、ヘッドライト頼りに自称
フランス軍 パップテント
みたいなテントを
設営 する。
昨日と同様にこの日も野営を十分
満喫 する事は出来なく、慌ただしい野営のスタートだった。
テント設営を完了し、その他の道具の
セッティング が終わると、悪妻が来宮 (来福) して
から初めて
まったり 時間を過ごすことが出来た。
ここで
New Item の登場 テント内が
煌々 と明るいのは、
100均 で購入
した我が家的
たねほおづき なのである(笑)
今宵のビールのお供はハンバーグ、ウインナー、ベーコン等・・・まるで
お子様ランチ
この日は早くから
茶臼岳 にも登ったので、早々に
撃沈 し、あっと言う間に朝を迎える。
と言うか
叩き 起こされる。
そして3日目も昨日と同様に
朝日 が本格的に顔を出す前に
撤収 作業命令が
発令 。
今回のために準備した自称
フランス軍 パップテントみたいな幕が
初張 のようなもの
なので、急いで
写真 を撮る。
やっと
朝日 が顔を出した頃には、全ての道具の撤収が
完了 しているという慌ただしさ。
そして・・・これから・・・
安達太良山 にアタックするらしい・・・とにかく
寒い 。
折角、
秋山浜 まで来たので、我が家が初めて
内地野営 で利用した
青松ヶ浜 に
ご挨拶。 やはり、素晴らしい
アカマツ が立ち並ぶ
最高 な場所だった。
今回もと思ったが、
正規 野営地ではないので
敬遠 したのだ。
車を暫く走らせ、
岳温泉 を通り過ぎ、着いた場所は
あだたら高原スキー場 の
ゴンドラ乗り場 外は思いっきり
寒い の一言
気温も急激に下がり、
危険 なので
岳温泉 にでも入ろうと
誘い水 を掛けても、悪妻
には
撤退 の二文字は無いらしい。
震えながら
スキーゴンドラ に乗り、そして着いたのが
薬師岳 山頂?だったのだ
ここを
安達太良山 の山頂とする
提案 をしたのだが、やはり
撤退 の二文字は無い
らしく、やはり
山頂 目指して登ることに
ある程度登ってくると・・・・・更に気温は
急激 に下がり・・・・・
登山道には
霜柱 や
ケルン が白くなっているのを発見
そして
道標 には
霧氷 がこびり付いていた。
更には周辺の
高山植物 などにも
霧氷 が付着しており、一面
真っ白 な
世界
が広がっていた。 正に
冬山登山 の様相を呈してきたのであった
(まぁ本格的冬山を経験している方にとっては、冬山じゃないと思うのだが・・・・・・・・・・)
何とか
真っ白い 世界のなか厳しい
行軍 を強行した結果、みごと
安達太良山
の山頂に到着。 山頂の
看板 を手にしているが、さすがの小生でも
看板 を持ち運んで
山の
中腹 で撮ったものでは無いことをご承知おき頂きたい。
安達太良山の次は、
磐梯吾妻スカイライン を通り、
浄土平 へ行き、今回一番の
寒さ のなか、
吾妻小富士 に登る。
相変わらず、日本じゃない景色なのだがココが
「福が満開 福のしま」 なのである。
吾妻小富士 の下山後はレストハウスにて
燻製卵 をいただき、冷えたカラダを温める
ため、
パンチ の利いた
硫黄泉 の
高湯温泉 へと向かう。
いや~やっぱり硫黄泉は
最高 だ~
しかも
高湯温泉 の
あったか湯 は
250円 という
破格値
ホント東北の温泉は
最高 ・・・
はしご温泉 が出来そうなのだ
高湯温泉から上がった後は、小生の
本拠地 である
宮城県 は
名取市 へ向かう。
住処であるアパートに着き、ひと休みしてから
名取界隈 の
居酒屋 で御苦労さん会を
やるつもりだったが、無事に
名取 に着いた途端、
ドッ と疲れが増し、細やかに自宅アパート
で
御苦労さん会 を開催した。
今回、「 独りで生活しているお父さんの様子を見に行く 」 という
目的 で悪妻が
来宮
した訳だが、小生の様子を見るために住処のアパートに
滞在 したのは、ほんの12時間強。
これで一体、
様子 を覗うことが出来たのであろうか・・・・・・これでは単なる
観光旅行 に
過ぎなかった
悪妻 の
来宮 だったのだ・・・・・・・・・・・・・・・おわり
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